こんにちは、こんばんは。
「今日の雑学」114回目は・・・
ヨーグルトの蓋、変わった?
ヨーグルトの蓋を開けた瞬間に思うことといえば、「蓋の裏にヨーグルトすごい付いてるな・・・」ではないでしょうか。スプーンですくって食べる人やそのまま捨ててしまう人など様々ですが、できれば付かないでほしいですよね。ですが、最近はそれがあまり気にならなくなったような気がします。ヨーグルトに何か変化があったのでしょうか。
**蓋にある変化が?!**
ヨーグルトが蓋につかなくなったのは、実は蓋に秘密があったのです(^^)最近の蓋は「ロータス効果」と呼ばれるものを利用した加工がされています。これによって、蓋の裏にヨーグルトが付きにくくなったんですね!実際に蓋の裏を触ってみると、少しザラザラとしているのがわかると思います。よく見てみると表面には細かい凹凸がつけられているのですが、この凹凸によってヨーグルトが蓋に付いても空気が入り、簡単に蓋から流れ落ちるというわけなんです(^^)この現象のことを「ロータス効果」といいます。
**「ロータス」ってなに?**
「ロータス」は、「ハスの花」という意味です。ハスの葉についた水滴は、玉のように転がり落ちます。なぜでしょう??ハスの葉の表面にある繊毛によって細かい凹凸が作られているからです。この構造をヒントに開発されたものが、ヨーグルトの蓋の裏に利用されている加工「ロータス効果」なのです(^^)
**初めて利用したのは??**
ハスの花から素敵な蓋が開発されたわけですが、この蓋を業界で初めて使ったのは森永乳業なんです!東洋アルミニウム株式会社と共同で製品化に取り組み、2011年に初めてこのタイプのフタの製品を売り出しました。そこから、他社のヨーグルトにもこのタイプの蓋が広まったと言われています(^^)
いかがだったでしょうか。「最近前よりも蓋の裏につかないなー」と思っていたら、こんな開発がされていたんですね!知りませんでした(^^)私たちは蓋についてあまり考えたことがないですが、そんな蓋にも研究者の方々の想いが詰まっているんですね(^^)!
ぜひ周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。
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