こんにちは、こんばんは。
「今日の雑学」81回目は・・・
【今日の雑学】みどりの窓口はなぜ緑なの?
みなさんは、緑の窓口を利用したことがありますか?最近はSuicaやPASMOといったICカードが普及しているので、きっぷを買う人は少ないかもしれません。ですが、新幹線に乗るときにはみどりの窓口を使う人も多いですよね。そんなみどりの窓口は私たちにとって身近な存在ですが、そういえばなぜ「みどり」なのでしょうか。
**「みどり」はきっぷの色**
もともとは、みどりの窓口はマルス端末を使って指定券などを販売する窓口のことでした。「マルス端末」というのは、オンラインの座席予約システムのことです。当時、事前に発行されたきっぷの色は青や赤が多かったのですが、マルス端末を使って発券されたきっぷは緑でした。マルス端末のある指定券などを売る窓口と、マルス端末のない自由席や定期券を扱う窓口と区別する必要があり、マルス端末をそなえた窓口は「みどりの窓口」と呼ばれるようになったんです(^^)
**マルス端末ができる前は?**
みどりの窓口は1965年に設置されました。マルス端末が全国に導入された年です(^^)先ほど「指定席はマルス端末で予約する」と書きましたが、マルス端末ができる以前はどのように予約していたのでしょうか。実は、従業員が手作業で手続きをしていたのです!!管理センターには回転する台の上に列車事に管理された台帳がたくさん置かれていて、窓口からの予約電話が入るたびに台帳を探し出し記帳していました。当然この方法では発券に時間がかかりますし、ダブルブッキングが発生することもあったそうです。人身事故などによって列車の遅延や運休があったときは最悪の状態になりかねませんよね・・・。そんなときに開発されたのが、マルス端末だったのです!救世主ですね(^^)
いかがだったでしょうか。みどりの窓口がみどり色である理由は、マルス端末で発行されたきっぷの色が由来だったんですね!みどり色は安心感がありますし、火災が起きたときにも目印になって良いかもしれませんね(^^)それにしても、マルス端末が開発される前の従業員さんの忙しさといったら・・・。想像するだけで鳥肌が立ちます笑。
ぜひ周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。
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