ちひろの独り言(かっちり、ゆるっと。)

社会人1年生が自由気ままに。(ほぼ平日更新)

目に見えない病気「パニック障害」

 こんにちは、こんばんは。

今日もスタバで勉強をしていたのですが、近くに座っていた方の勉強方法がとても現代的で驚きました・・・。問題集に直接書き込むのではなく、タブレットで問題集の写真を撮り、その画像にタッチペンで書いて解いていたのです。たしかに、その方法ならコピーを取ったり消しゴムで消したりしなくても、何度も問題を解き直せますね。「頭がいいなぁ」と思いつつ、問題をコピーしたものに書き込んで解いていた私です笑。

 

パニック障害の理解を深めよう。

 

パニック障害を知っていますか?近年はこの病気にかかってしまう方が増加しており、最近では「King&Prince」というジャニーズグループの岩橋玄樹さんがパニックに障害で活動を休止し、さらに昨日、「SexyZone」の松島聡さんもパニック障害を告白し、治療に専念するため一時活動休止するとのことでした。

 

パニック障害は目に見えない障害です。そのため、周囲のサポートを必要としていてもなかなか理解を得ることが難しい病気なのです。そこで今回は、パニック障害についての理解を深めていこうと思います。正しい知識を身につけ、そのような障害を持っている方のサポートや自分自身の予防に繋げていきましょう(^^)

 

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パニック障害とは?

 

パニック障害とは、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」などの症状がある、精神医学的障害の一種です。1つずつ見ていきましょう(^^)

パニック発作は、ある日突然動悸や呼吸困難、強い不安を伴う症状です。症状の重さは人によって違いますが、「このまま倒れて死んでしまうのではないか」という恐怖感を覚える人が多いようです。

「予期不安」は、パニック発作が繰り返されるうちに、「発作がまた起こるのではないか」という不安が募ってしまう症状です。その不安が大きくなればなるほど、パニック発作が繰り返し生じるようになっていきます。

「広場恐怖」は、発作やそれに伴う不安感が長期化することにより、行動範囲を狭めてしまう症状です。症状が出た時に逃げられない状況を避けるため、家に引きこもりがちになったり1人では外出できなくなったりします。さらに病気が進行し、社会的機能障害や周囲からのストレスを抱えてしまうと、うつ病うつ状態になることもあります。

 

パニック障害には、上記のような症状があります。「パニック発作」→「予期不安」→「広場恐怖」という流れで重症化してしまうことが一般的なようです。私はパニック障害になったことはありませんが、死ぬかもしれないと思うほどの呼吸困難や再発の不安感を想像するだけで辛いです。ですが、本当の苦しみはパニック障害を患っている方にしかわかりません。なので、せめて少しでも辛い思いをしている方の役に立てたらいいなと思うばかりです。その第一歩が、パニック障害を理解すること」なのではないでしょうか。

 

もしも身近な人が発作を起こしたら・・・

 

もしも友達や家族が突然発作を起こしたら、周囲の人が出来ることは何でしょうか。調べてみると、代表的なものは

 

「背中を優しくさする」

「ゆっくりと深呼吸するように言う」

「発作が落ち着くまで寄り添う」

「すぐに治まると声をかける」

「一緒にその場を離れる」

 

などが挙げられていました。「どんな気分なの?」や「なぜ発作が起きたの?」などと言わず、共感し安心感を与えられるような行動をとることが良いそうです。また、相手の発作の原因がパニック障害だと知っている場合は良いのですが、知らない場合は心臓発作など別の病気も考えられるので注意しましょう。心臓発作は、通常は身体的な負荷がかかったことで起こりますが、パニック発作は安静時でも起こることを覚えておくと良いかもしれません。

 

パニック障害にならないために。

 

パニック障害を防ぐためには、以下のような方法があります。

 

・疲れをためない

過労により乳酸が体内にたまると、発作が起こりやすくなります。疲れが溜まる前に、休憩やストレス発散をしましょう。

お酢をとる
酢には、乳酸の分解を促す働きがあり、発作の予防に役立ちます。

・お酒やタバコを控える
アルコールやニコチンは、摂取後時間が経つにつれて不安感を引き起こすので、発作の引き金になります。

・カフェインを取りすぎない
カフェインはパニックを誘発する作用があるので注意しましょう。コーヒー5杯分のカフェインを摂取すると発作する確率がかなり高くなります。

・汗をかく運動をする
乳酸を蓄積させないために、ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動をしましょう。気分のリフレッシュにもなりますよ。

・規則正しい生活
睡眠不足を避け、早寝早起きを心掛け生活リズムを整えることで、自律神経を安定させることにつながります。

 

予防方法はこのようなものが挙げられていました。ですが、それでも発作や不安感のある方は一度病院で診てもらうと安心です。

 

いかがだったでしょうか。

今回パニック障害について調べている中で、以前実家から東京に戻ってくる電車で、何度か「目の前が真っ白になる感覚」「吐き気」「発汗」「冷や汗」のような症状があったことを思い出しました。貧血だと思っていたのですが、パニック障害と同じような症状であったことに今気づきました。(現在ははそのような症状は起こりませんがが・・・。)

パニック障害は決して人ごとではなく、誰にでも起こりうるものです。「生きづらい」という思いを抱えている人が多い現代はパニック障害を抱える人は年々増加しており、精神障害の理解を深める必要性がますます高まっています。正しい知識を身につけて、誰もが心身共に健康に生活できるようにしていきましょう(^^)

 

ではまた。