こんにちは、こんばんは。
今日で一週間が終わりましたね!お疲れさまでした(^^)私は来週から少しの間東京を離れるので、新幹線のチケットを買いに行ったり病院に行ったりといろいろ準備をして過ごしていました。Vlogの投稿が増えると思うので、楽しみにしていただけたら嬉しいです(^^)!
「トラウマが99%消える本(中島輝さん)」を読んで
さて、今回は「トラウマが99%消える本」についてお話ししていこうとおもいます。著者の中島輝さんは心理カウンセラーや作家などマルチに活躍している方で、中島さん自身も過去に辛い経験をしています。
みなさんにはトラウマがありますか?大きさは人それぞれですが、とても大きなトラウマを抱えていて生活が困難になってしまう方もいるかと思います。私自身もトラウマがあります。ですが、こちらの本を読むことでほんの少しだけ生きやすくなるヒントをもらえたような気がしました(^^)
**目次**
はじめに
第一章:絶望の淵から這い上がった私の半生
第二章:心の奥の叫びをちゃんと聞いてあげよう
第三章:「解釈」を変えれば過去が変わる
第四章:フラッシュバックを一瞬で受け流す方法
第五章:もう何があっても傷つかない自分になる
おわりに
**中島輝さんの半生**
第一章の部分には、中島さんの幼少期から現在までのことが書かれていました。中島さん里親の失踪から始まり様々な挫折経験を重ねてきたようです。そんな毎日だったので、パニック障害や総合失調症、胃潰瘍など、さらなる困難が襲いかかってきました。そんな生活を経て、自分が本当に欲しかったもの・自分を苦しめてきたものに気づいたそうです(^^)
**トラウマってなに?**
そもそも、みなさんは「トラウマ」って何だと思いますか?中島さんは、
不安・恐怖・心配が記憶の中に鮮明に残り、残像となり、そのときの状況や心境に近い状態になるとつい思い出してしまう。
※本書より引用
これがトラウマだと言っています。例えば、お財布や家の鍵を無くしてしまった場合は悪用されないか心配になりますし、お子様を交通事故で亡くしてしまった場合は子どもの声を聞くだけで記憶が蘇ってくるのではないでしょうか。
**なぜトラウマになる?**
では、なぜトラウマになるくらいの不安や恐怖、心配が襲ってくるのでしょうか。それは簡単なことです。みなさんにとって、お財布や鍵、自分の子どもはどのような存在ですか?きっと、「大切なもの」なのではないでしょうか。つまり、自分にとって大切なものほどトラウマになりやすいのです。100円のピアスをなくしてしまったら「あ、ピアスなくしちゃった。また買おうかな。」くらいにしか思わないかもしれませんが、大切な人からもらったピアスだったら「やばい落とした!!早く探さないと!!!もし見つからなかったらどうしよう・・・」となるのではないでしょうか。それは、自分にとって後者のピアスがの方が大事なものだからです(^^)
**トラウマは克服しなければいけない?**
トラウマを持っている方は、トラウマを克服しようと努力していませんか?私もたくさんしてきました。それは、私たちの中に「トラウマは良くないもの」という認識があるからです。ですが、「トラウマがあるからこそ素敵な人間になれる」というメッセージが本書からが伝わってきました(^^)「変えたい」を「変わらなくていい」にするだけでとてもラクになります。トラウマこそが個性であり、そんなありのままの自分を受け入れることが大事だと・・・。本書にはもっと詳しく書かれていますので、「そんなのウソだよ!」という方(トラウマを持っているほとんどの方がそう思っているはず)は、ぜひ手に取っていただきたいです(^^)
**本書を読んで**
「いけないもの」とされているトラウマを様々な角度から分析・考察されていて、とても参考になる本だなと思いました。正直、この本を読めばトラウマが消えるというわけではないです。ですが、トラウマと向き合いながら自分らしく生きるためのヒントがたくさんちりばめられていました(^^)「トラウマが辛い」「周囲の人の目が気になる」「自分は誰からも愛されていない」「自分はダメな人間なんだ」・・・そんな思いを抱えながら生きている人に、ぜひ読んでいただきたいなと思います(^^)読みやすい文章で書かれているので、本が苦手な方でもスラスラと読み進められるのではないでしょうか。ぜひ手にとってみてくださいね!みなさんが楽しく生きるひとつのきっかけになればいいなと思います(^^)
私と一緒に、トラウマとの付き合い方を考えていきませんか?
ではまた。
本書はこちら(酷評されていました笑)↓
初めましての方はこちらもどうぞ↓