ちひろの独り言(かっちり、ゆるっと。)

社会人1年生が自由気ままに。(ほぼ平日更新)

【今日の雑学】あの「あるある現象」には名前があった?!

こんにちは、こんばんは。

「今日の雑学」54回目は・・・

 

あの「あるある現象」には名前があった?!

 

「ここにある赤いボタンは、絶対に押さないでくださいね。」・・・そう言われたとき、みなさんだったらどうしますか?押さないとは思いますが、「押してみたい」「押したらどうなるんだろう」と思いませんか笑?また、童話『鶴の恩返し』では、「部屋の中は絶対に覗かないでくださいね。」と女性に言われたおじいさんは我慢できずに覗いてしまいましたね。このような現象には、実は名前があるのです!今回は、生活で起こる「あるある現象」を2つ紹介していきたいと思います!最後まで楽しんでいって下さいね(^^)!

 

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カリギュラ効果

 

カリギュラ効果」とは、禁止されることほどやりたくなる心理現象のことです。冒頭部分の例に挙げたようなものはカリギュラ効果によるものです(^^)

カリギュラ」名前の由来は、1980年に公開されたアメリカとイタリアの合作映画「カリギュラ」が元だと言われています。この映画には過激なシーンが多かったので、風紀に厳しいアメリカのボストンは上映を禁止しました。ですが、このあとどうなったと思いますか?なんと、ボストン市民は上映が禁止されたことでかえって作品に対する興味が湧き、上映されている近隣の街へ足を運ぶようになったのです笑!!その結果「カリギュラ」は大ヒットして、ボストンでも映画の公開をしたという出来事がありました。

ビジネスシーンでは、雑誌の袋とじがその一例です。袋とじは買わないと見ることができないので、それによって消費者の購買欲が高まり買ってしまうのです。ネットでよく見かける「閲覧注意」もカリギュラ効果の1つです(^^)

 

イカーベイカーパラドクス

 

「ベイカーベイカーパラドクス」・・・とってもかっこいい名前ですね笑!これは何かというと、肝心の事柄の周りの情報はたくさん思い出せるのに、肝心の事柄が思い出せない心理現象のことです。例えば、中学時代で同じクラスだった友達を思い浮かべたとき、その人の容姿や趣味、人柄などは思い出せるのに、肝心の名前が思い出せないということはありませんか?私は忘れん坊なのでよくあります笑。悪気はないんですけどね・・・。

この心理現象の名前は、パン職人(ベイカー)のベイカーさんが由来となっています。お仕事がパン職人だということは思い出せるのだけれども、肝心の名前を思い出すことができないという冗談から、このような心理現象をベイカーベイカパラドックスと呼ぶようになったようです。きっと、ベイカーさんは「ベイカーさん」と呼ばれているだけで、本当の名前は違うんですね。アメリカンジョークですね(^^)笑

 

いかがだったでしょうか。

日常でのあるある現象は、青木まりこ現象(本屋さんや図書館に行くとトイレに行きたくなる心理現象)獲得的セルフ・ハンディーキャッピング(テスト直前に限って部屋の大掃除を始めてしまうような、困難を前にしてあえて全力を出さない心理現象)など、様々なものがあります。とっても面白いですよね!思わず「あるある!」と言いたくなるようなものばかりなので、みなさんも調べてみてください(^^)!

 

ぜひ、周りの人に話してみてくださいね(^^)

ではまた。

 

 

初めましての方はこちらもどうぞ↓

chihiro-kk.hatenablog.com