ちひろの独り言(かっちり、ゆるっと。)

社会人1年生が自由気ままに。(ほぼ平日更新)

【今日の雑学】ひらがなとカタカナ、なぜ2つあるの?

こんにちは、こんばんは。

「今日の雑学」113回目は・・・

 

ひらがなとかたかな、なぜ両方あるの?

 

私たちは今まで、当たり前のようにひらがなやカタカナ、漢字を学んできましたよね!漢字はともかく、せめてひらがなとカタカナはどちらかにしてほしかった・・・。「日本語は難しい」と言われるのも無理はありませんよね。いったいなぜ「ひらがな」「カタカナ」の2種類があるのでしょうか。

 

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**「ひらがな」「カタカナ」「漢字」最初に誕生したのは・・・**

 

日本語には「ひらがな」「カタカナ」「漢字」がありますが、最初に使われたのは漢字だったと言われています。中国みたいですね(^^)!ですが、国語の授業でやった漢文を思い出してください。全部あの文章で書かれていたらどう思いますか?とってもわかりにくいですよね・・・。そこで、一音一音を漢字で表すようになりました。これを万葉仮名と言います。例えば、夜露死苦(よろしく)」のような感じですね(ヤンキー・・・)。ただ、漢字は画数が多いので、書くのにとても時間がかかってしまうというデメリットがありました。そこで、漢字の字形を簡略化しようという発想が生まれ、「ひらがな」と「カタカナ」ができたのです(^^)

 

**ひらがなとカタカナの使われ方**

 

ひらがなは漢字を崩したもので、女性を中心に使われていたと言われています。当時女性は漢字があまり得意ではなく、そもそも女性が漢字を使うこと自体好ましいことではなかったそうです。そんな中、奈良時代には漢字を崩した万葉仮名が使われるようになり、平安時代にはひらがなが誕生しました(^^)

一方、カタカナは漢字を簡略化したもので、男性を中心に使われていたと言われています。中でも、僧侶や貴族が使っていたそうですよ(^^)漢字しかなかった当時は、漢文は必ず身につけなければならない教養とされていました。そんな漢文を読むには、送り仮名を書かなければいけませんよね。そこで生まれたのがカタカナだったのです。ひらがなと同様、平安時代に生まれたと言われています(^^)

 

いかがだったでしょうか。

ひらがなとカタカナは、使う目的や使う人が違ったのでそのまま両方が生き残ったのですね!成り立ちも違います。「日本語は3種類もあって紛らわしいよ」と思いますが、ひらがなとカタカナはむしろ文章を分かりやすくするために作ったのでしょう(^^)私たちが教科書をスラスラと読んだりこうしてブログを書いたりできるのも、当時の人たちのおかげなんですね。ありがたや・・・。

 

ではまた。

 

 

今日のメイン記事はこちら↓

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