「キャリア」って何だろう。
こんにちは、こんばんは。
最近雨が降っていて、なんとなーく気分が下がっています・・・。家にいるときはいいのですが、外出するときは困りますよね!たまに閉じている傘の持ち方が危険な人を見かけるので、突き刺したりしないように気をつけましょう。先っぽは下向きですよ(^^)!
キャリアって何だろう。
さてさて、今回は「キャリア」についてお話ししていきたいと思います。「キャリア」という言葉は、高校生以上の方はほぼ全員聞いたことがある(または意味も知っている)のではないでしょうか(^^)
**「キャリア」ってなに?**
キャリアについて初めて真剣に考えたのはいつでしょうか。私はインターンシップの準備を始めた時でした。大学に入学して一番初めの授業でキャリアに関するお話しがあったのですが、当時は全く興味が無く聞き流していたような・・・笑。
まずはじめに、「キャリア」ってなんでしょう。一般的なイメージでは今までの経歴かなと思います(^^)もちろん合っているのですが、もっと広い意味で捉えてみると、下の図のようになります。
「キャリア」の語源は「轍(わだち)」です。轍は車輪の跡のことです。社会人として生きていくのはとても長い道のりですよね。その道を歩んでいく中で得たものや考えを荷車に積み込んでいき、私たちは車輪の跡を残しながら未来に向かって進んでいくのです(^^)
**キャリア形成にはどんなタイプがあるの?**
一言で「キャリア形成」といっても、形成するには2つのタイプがあると言われています。1つずつ見ていきましょう(^^)
①登山型
「登山型」は、山の頂上を目指して一直線に進んでいくタイプです。「医者になる」「弁護士になる」「プロ野球選手になる」というように明確な目標があることが特徴です(^^)
②トレッキング型
「トレッキング」型は、いろんなところを迂回しているうちに頂上が見えてくるタイプです。「◯◯になる」という具体的な目標はありませんが、さまざまな仕事を経験していくうちに目指すものが見えてくることが特徴です(^^)迂回というのは「企画の仕事は楽しい」「経理のような細かい作業は向いていない」「転職してみる」というようなことです。
**どちらが良いというわけではない**
登山型とトレッキング型の2種類を紹介しましたが、「こっちの方が良い・悪い」というのはありません。それぞれメリット・デメリットがあります。
登山型は目標に向かって一直線に向かっていくため、目標達成までにかかる時間が少なくてすみます。ゴールから逆算することで今何をするべきなのかがわかるので、効率的な努力もしやすいです(^^)ですが、目標に一直線に進んでいくがゆえに、もし別の才能があったとしてもそれに気づくことが難しいです。そのため、何度も浪人してしまったり、目標を叶えることが難しいと気付いたときに挫折してしまったりするのです。
一方トレッキング型は、想定外の場面に臨機応変に対応していくことで、自分の新たな才能や能力を発見することができます。「過去にこんな経験をしたからこそ今の自分があるんだ」と感じることが多いのではないかと思います(^^)ですが、ただなんとなくフラフラとしているだけになってしまう場合もあります。「この会社での仕事人生は一体何だったんだろう」「いろんな部署を経験してきたけど、なんだかよくわからないままだった」「特に役に立つ経験だとは思えない」というようなことが起こってしまうと、ゴールが見えずに漂流しただけになってしまいます。
**山登り(働くこと)の本質**
繰り返しになってしまいますが、それぞれメリット・デメリットがあるのでどちらが良いというわけではありません。大切なのは、山登り(働くこと)をどれだけ楽しめるかです(^^)険しい山を頑張って登りきることができたら、それは本当にすごいことだなと思います。ですが、それよりも「楽しかった」「良い経験になった」という気持ちを持つことができたらそれが一番の成功であり、山登り(働くこと)の本質なのではないかと思います。ちなみに、コトバンクで「登山」と調べてみると「山に登ることに楽しみを求め、それ自体を目的とするスポーツ。」と書かれていました(^^)
今日はキャリアについてお話ししていきました。みなさんは、どんなキャリアを積んで歩いていますか?自分が通ってきた道はまっすぐですか?それとも回遊していますか?何より、山登り(働くこと)を楽しんでいますか?改めて自分の轍を振り返ってみましょう(^^)働いている時間は人生の大部分を占めます。私もより楽しく働けるように自分の経験や気持ちを見つめなおしていきたいです。
ではまた。
今回の記事はこちらの本を参考にしました。
初めましての方はこちらもどうぞ↓