こんにちは、こんばんは。
「今日の雑学」84回目は・・・
卒業式にはなぜ第二ボタンをもらおうとするのか?
卒業シーズンになりましたね!大学はまだ行われていないところもありますが、小学校・中学校・高校ではほぼ終わっているのではないでしょうか。卒業式といえば、好きな人から第二ボタンを貰うのが女子の夢だったりしませんか?最近は、そういった風潮が無くなってきているような気もしますが・・・。今回は、卒業式は第二ボタンをもらう(プレゼントする)ようになった理由をお話ししていこうと思います。
**なぜ「第二ボタン」なの?**
まず、なぜ「第二ボタン」でなければいけないのでしょうか。第一ボタンの方が本命っぽくて嬉しくないですか笑?実は、第二ボタンを好きな人や大切な人に渡すというのは、1960年に公開された「紺碧の空遠く」という映画のワンシーンからきています。戦争の時代、主人公は特攻隊として出動することが決まり、「もう生きて帰ってくることはないだろう」と切なく辛い気持ちが溢れてきます。その後、「想い人には何かをプレゼントして別れを告げたい」という思いから、出撃前に軍服の第二ボタンを引きちぎって渡すのです。なぜ第一ボタンを渡さなったのかというと、軍服というのは国からの支給品なので、だらしない着こなしをするなんてもってのほかです!そのため、服装の乱れないように第二ボタンを引きちぎって渡したのです。第一ボタンを取ってしまったらだるーんとなんてしまいますからね・・・。このシーンが多くの人に知れ渡ったことで、それ以降第二ボタンをあげるという定着したといわれています(^^)
**ボタンにはそれぞれ意味がある?!**
学ランにはボタンが5つあるのですが、実はそのボタンひとつひとつ意味が異なるのです!これは意外ですね!
一番上・・・自分
2番目・・・一番大切な人
3番目・・・友人
4番目・・・家族
一番下・・・他人
このようになっています。先ほど第二ボタンなのは映画のワンシーンが由来だとお話ししましたが、「第二ボタンがいちばん心臓に近いボタンだから」という理由もあるそうです(^^)
いかがだったでしょうか。
最近はブレザーの学生服が多いので、学ランは珍しいかもしれませんね!ちなみに、私の中学・高校時代の男性の制服は学ランでした(^^)いつかもらってみたかった第二ボタンですが、残念ながら学生が終わってしまいました・・・。もし好きな人がいる方は、プレゼントして(もらいに行く)見てはいかがでしょうか(^^)
ぜひ、周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。
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