難聴者の就活と社会に対する想い
こんにちは、こんばんは。
今日は、友達と草津温泉に来ましたー!最近暖かい日が続いていましたが、なんと草津は雪・・・。ですが、それもまた綺麗です(^^)最後の卒業旅行なので、楽しんできます!♡
社会に対する難聴者の想い
さて今日のテーマは、「難聴者の就活と社会に対する想い」です(^^)私は4月からの入社を控えた大学4年生です。当然、他の大学生と同じように就職活動をしてきました。難聴を持つ私がどんな気持ちで就職活動をしてきたのか、仕事に対してどう思っているのか、今日はお話ししていきたいと思います(^^)
就職活動についての記事はこちらから↓
**私の難聴って?**
私は「中等度両側混合性難聴」です。個人差はありますが、私は小さい声や音、混雑時の聞き取りが難しいです。ずっとうまく聞こえない自分に劣等感を抱き、人とコミュニケーションを取ることが怖いと感じていました。以前難聴についての記事を書いているので、「難聴ってなに?」という方はぜひこちらもご覧ください(^^)
**障がいを持つ私にとって、「仕事」って何だろう。**
私にとって、仕事とは「社会貢献」です。けっこうありがちな答えですよね笑。ですが、そう思う理由には"私らしさ"があると思うので、ぜひ読んでいただけたらと思います(^^)
「難聴」というと、どうしてもマイナスなイメージがありますよね。それはあながち間違ってはないと思っていますし、私自身「マイナスだな」と感じることがほとんどです笑。
ですが、「この耳を持って生まれてよかった」と感じたことがありました。それは、「日々助けられて生きていること」を強く実感したことです(^^)
学校には、聞き返しが多くなっても仲良くしてくれる友達や悩みがあった時に親身になって聞いてくれる先生がいました。病院には健康状態を診察してくれるお医者様もいました。私は先天性(生まれつき)の難聴なので、病院に通っていたときの記憶はあまりありませんが・・・笑。
また、社会的な視点からみると、医療の発達や障害についての学びや理解を深める活動もあります。就職活動が始まってからは、障がい者も健常者と同じような労働環境があることを知りました。
そんな経験を通して、私は今まで数多くの人のサポートを受けながら生活してきたことを実感しました(^^)これは、障がいのある私だからこそ気づいたことなのではないかなと思います。どんなに小さなサポートも私にとっては嬉しくて嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいです(^^)ですが、「障がい者=助けられる存在」ではなく、障がいを持つ自分も誰かを助けたい、誰かの役に立ちたいと思いました。
長々とお話ししてしまいましたが、私にとって仕事とは「周囲に対する感謝の気持ちを忘れずに社会貢献という形で恩返しをしていくこと」なんです!人や社会のために何ができるかを常に考えながら、これから働いていけたらなと思います(^^)
**難聴を持つ就活生に伝えたいこと**
先日、就職活動が解禁されましたね!最近は外出するとスーツ姿の就活生を見かけることが多いです。カフェに行くと、友達と一緒に試行錯誤しながらESに励む方もいらっしゃいますね(^^)みなさんが納得のいく結果になると良いなと思っているですが、届いているのでしょうか(たぶん届いてない)?
難聴を持つ就活生に伝えたいことなのですが、「難聴を患っていること」は隠さない方が良いです!入社してから「こんな会社だと思わなかった」「こんな学生だと思っていなかった」といったミスマッチを防ぐためです。障がいを打ち明けることはすごく勇気がいることですよね。まして、障がい者手帳がないのなら隠すこともできます。ですが、この先ずっと隠し続ける辛さはかなりのものだと思います。
私は、圧迫面接をされて「こんなところ絶対行きたくない!!」と思った企業さん以外は、一次面接で難聴であることを医師の診断書と検査結果を使いながらお話ししていました。最初は「障がいがあるせいで落とされてしまうんじゃないか」と不安に思っていましたが、ほとんどの企業さんが「難聴だからって落としたりしないから安心してね(^^)」「丁寧にありがとう。」と言ってくださいました。その時の面接は通過しましたし、私の内定先も私が難聴を患っていることを知っています(^^)本当に気持ちが楽で、話して良かったなと思っています。
難聴は目に見えず気づかれにくい障がいだからこそ、打ち明ける必要があります。私と同じように、勇気を出して障がいを打ち明けませんか(^^)?
今回は主に難聴者に向けてのお話になりましたが、他の障がいを持っていらっしゃる方のためにもなると嬉しいです(^^)みなさんの社会人生がもっと素敵になりますように。
ではまた。
初めましての方はこちらもどうぞ↓