こんにちは、こんばんは。
「今日の雑学」52回目は・・・
「手が冷たい人は心が温かい」って本当なの?
突然ですがみなさん、「Aさん:うわっ!手冷たいんだね!!」「Bさん:心が温かい証拠だよ。」なんて会話をよくしませんでしたか?私は今でもしています笑。「手が冷たい人は心が温かい」ということは昔からずっといわれてきましたが、これって本当なのでしょうか?(私は冷え性で手が冷たいから本当であってほしい笑)
「手が冷たい人は心が温かい」はホントでもウソでもない?!
調べてみると、「手が冷たい人は心が温かい」というのは、「全くのウソ!」というわけではありませんが、「本当なんだ!」と言い切れるわけでもないという微妙な感じでした・・・。
手が冷たくなるとき・温かくなるとき
実は、気持ちがドキドキしやすい人や感情が大きく動きやすかったりする人は、交感神経の働きで手が冷たくなりやすいと言われています。緊張や恐怖を感じやすい人もそうですね(^^)逆に、いつも落ち着いてあまりドキドキすることがない人は、緊張して汗をかくことが少なく、手が冷たくなりにくいです。
これが「手が冷たい人は心が温かい」に変換され、広まったというのが現在最も有力な説になっています。ドキドキしたり緊張しやすいというのは、感受性が強いということに繋がります。そうした性格は確かに「心が温かい」ということになるかもしれませんね(^^)ですが、「手が温かい人は心が冷たい」というというのは、ちょっと違う気もしますね。手が温かい(冷たくなりにくい)人は、冷たい人というよりかは落ち着いている人というのが正確かもしれません(^^)
実は日本の言葉ではなかった?!
実は、「手が冷たい人は心が温かい」というのは、日本ではなくドイツにあることわざでした!ドイツでは、「手が冷たい人=子供を厳しくしつける親」という意味で使われています。つまり、「厳しいしつけは子供のことを本当に愛していてる証拠で、それが温かい」という育児の話だったのです!!それと同じようなものがイギリスにもあります。本来は育児の話だったのですが、日本では「手が冷たい人は心が温かい」という言葉がそのまま直訳されて普及してしまったんですね。
いかがだったでしょうか。
「手が冷たい人は心が温かい」とは必ずしも言いきれないことがわかりましたね。ですが、これを信じている人は多いような気がします笑。いつも私の手が冷たいことを知っている人は、私が温かい人間だと信じていてくれそうですね!私の心が冷たいことはしばらくばれなそうです!!なーんて(^^)笑
ぜひ周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。
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