ちひろの独り言(かっちり、ゆるっと。)

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【今日の雑学】溶けるチーズと溶けないチーズの違いって?

こんにちは、こんばんは。

「今日の雑学」44回目は・・・

 

溶けるチーズと溶けないチーズの違いって?

 

みなさんはチーズは好きですか?嫌いな人が意外と多い食べものだと思いますが、私は大好物です。ところで、ピザやグラタンのチーズは良い感じに溶けて「とろっ、びよーん」という感じですが、6Pチーズやサンドイッチのチーズは溶けずに「ぶちっ、ほろっ」とした感じですよね。少し溶けたとしても「びよーん」と伸びることはありません。この溶けるチーズと溶けないチーズは、いったい何が違うのでしょうか・・・。今回は、チーズに関するお話しをしていきたいと思います(^^)

 

「溶けるチーズ」

 

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溶けるチーズはナチュラルチーズ」と呼ばれています。モッツァレラチーズが有名ですよね(^^)ナチュラルチーズは生乳と塩のみで作られた純粋なものです。「チーズ=溶ける」という構図が当たり前だったので、溶けないチーズよりもナチュラルチーズが主流です。

組織を構成している脂肪や蛋白質、水分の粒子が粗く構造も単純に並んでいるだけなので、加熱すると簡単に分解されます。加熱と同時に脂肪が溶け蛋白質も柔らかくなるので、「とろっ、びよーん」となるそうです。それがとっても楽しいのですが、溶けないチーズに比べて味が単調で薄いという特徴もあります。また、良質な生きた乳酸菌が腸まで届くので、様々な栄養価が高いとも言われています。ナチュラルチーズの賞味期限は210日前後で、溶けないチーズよりも少し短くなっています。

 

「溶けないチーズ」

 

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溶けないチーズは「プロセスチーズ」と呼ばれています。チェダーチーズやゴーダチーズが有名ですよね(^^)ナチュラルチーズが主流だったというお話しを先ほどしたのですが、ナチュラルチーズは成熟期間によって味が変わるので、長期間保存するのが難しいという欠点がありました。この欠点を解決するためにプロセスチーズが開発されたと言われています。

ナチュラルチーズに比べ成分の粒子が細かく構造も隙間なくぎっしりと詰まっているので、加熱しても分解されることはありません。また、プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱して溶かしたものに乳化剤を加え固めたものになります。プロセスチーズを作るためにナチュラルチーズを使っているとは・・・!プロセスチーズの良さはチーズの味が濃いので、チーズ本来の味を楽しむことができるという特徴があります。パンに挟んだりサラダに使ったりするのがおすすめです(^^)賞味期限は270日前後で、ナチュラルチーズよりも長めになっています。

 
いかがだったでしょうか。
溶けるか溶けないかを分けるのは乳化剤がポイントだということでした(^^)ナチュラルチーズもプロセスチーズもそれぞれ違った良さがあるので、用途によって使い分けると美味しいお料理を作ることができるかもしれませんねちなみに、スーパーで買おうとしたチーズが溶けるか溶けないか書いておらず困った場合は、原材料を見ると見分けがつきます。ナチュラルチーズには「生乳と塩」と記載されていますが、プロセスチーズの場合は、「ナチュラルチーズと乳化剤」と記載されています。
 
ぜひ周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。