こんにちは、こんばんは。
「今日の雑学」40回目は・・・
硬貨のアレ、何のため?
最近はカードや仮想通貨などが流行して硬貨を持たない方もいると思います。ですが、硬貨は誰もが一度は必ず見たり使ったりしたことがありますよね。長い間当たり前のように流通してきた硬貨ですが、実は秘密がたくさんあります。そこで、今回は意外と知らない硬貨の秘密についてお話ししていこうと思います(^^)
「ギザ10」って?
みなさんは「ギザ10」を知っていますか?ギザ10とは、名前の通り縁がギザギザになっている10円のことです。一般的な10円は縁がツルツルしていますが、どういうわけかギザギザになっている「ギザ10」が流通しているのです。
なぜ、ギザ10が生まれたのかというと、その当時の最高硬貨として区別するために縁をギザギザにしたようです。ギザ10が発行されたのは昭和26年なのですが、10円はその当時の最高硬貨でした。その後、昭和30年に50円玉、昭和32年に100円玉が発行され、その都度ギザギザがつけられました。ですが、昭和33年にギザギザがなくなりました。50円玉と100円玉にもギザギザがついてしまったので紛らわしいという理由からだそうです。ちなみに、ギザ10のギザギザの数は132個あり、100円玉には103個、50円玉には120個あります。
硬貨はなぜ丸い?
明治時代以降、硬貨は全て円形となっています。これは、明治政府が貨幣を円形とする方針を定めたからです。「円形じゃなくてもいいのでは?」と思うかもしれませんが、「四角形に比べ使用するときに便利」「角がないので摩損が少ない」「大量生産する上で好都合」の3点から、円形になったといわれています。
ちなみに、5円玉や50円玉の中心に穴があいているのは、他の硬貨との識別が簡単になるだけではなく、偽造防止などの効果もあるといわれています。
いかがだったでしょうか。
一時期はやったギザ10には、こんな歴史があったんですね!「一番価値が高いぞ!」という目印のために作られたにもかかわらず、その後10円よりも価値が高い硬貨がたくさん出てきたおかげでギザギザの意味がなくなってしまったとは驚きです笑!ギザ10の価値は一般的な10円(縁がツルツルのもの)よりも高いそうなので、見つけたらラッキーですね(^^)
ぜひ、周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。
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