こんにちは、こんばんは。
「今日の雑学」37回目は・・・
肉じゃがは失敗作だった?!
みなさんは、肉じゃが好きですか?肉じゃがが嫌いな人はあまりいないような気がします。それぞれ家庭の味があって、思い出深い料理なのではないでしょうか(^^)そんな肉じゃがですが、実はとある料理の失敗作だったという説があるようです。今回はそのお話しをしていこうと思います。
肉じゃがは、野菜やお肉などを煮込んだ日本料理の一つです。そんな肉じゃがは、実はビーフシチューを作ろうとして失敗してできた料理だったという説があります。
海軍軍人の東郷平八郎(1848~1934年)は、イギリスへ留学した際にビーフシチューを食べたのですが、その時の味が気に入って「また食べたい!」という気持ちになりました。その後イギリスから日本へ帰国し、ビーフシチューを艦上食として料理長に作らせようとしました。ですが、東郷平八郎はレシピを持っていないですし、材料も不十分でした。それでもどうしても食べたかったので、日本にある調味料でなんとかビーフシチューの味と色を出そうとしました。
その当時はビーフシチューに欠かせないバターやデミグラスソース、ワインは日本では手に入れることが難しかったので、その代わりに醤油や砂糖、ごま油を使って作ってみました。もちろんこれではビーフシチューの味にはなりませんでしたが、これはこれで美味しかったのです。それが肉じゃがでした。つまり、肉じゃがはビーフシチューを作ろうとして偶然できた料理だったのです。
諸説あり
この説は単なる都市伝説だという声も上がっています。当時の日本ではすでにビーフシチューやその変形であるハヤシライスが洋食屋で一般的なメニューとして存在していたという説があります。また、当時すでに海軍にはビーフシチューのレシピがあったともいわれています。うーん・・・。謎に包まれし肉じゃが・・・。「肉じゃが発祥の地」としては、東郷平八郎が赴任した鎮守府があった京都府舞鶴市と広島県呉市が名乗りを上げていますが、これについても”諸説あり”という感じです。肉じゃがの発祥は今も不明のままなんですね。
いかがだったでしょうか。
諸説はたくさんあるようですが、もし失敗作から生まれた料理だとしたらとても奇跡的な発見ですよね!私は肉じゃがを作るときにごま油を入れたことがないのですが、みなさんはありますか?今度作るときは入れてみたいなと思いました(^^)謎の多い肉じゃがですが、こんなに美味しい料理を食べることができれば、発祥とかはもはや関係ないですね笑。肉じゃがを生み出した人、ありがとう。
ぜひ周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。
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