ちひろの独り言(かっちり、ゆるっと。)

社会人1年生が自由気ままに。(ほぼ平日更新)

【今日の雑学】鰹節って、なんであんなに硬いの?

こんにちは、こんばんは。

「今日の雑学」31回目は・・・

 

世界一硬い鰹節のひみつ

 

みなさんは鰹節を食べたことがあると思いますが、食べる前の硬い状態のものを見たことはありますか?私の実家では鰹節を削って使うことがあったので、たまに見ることがありました。ですが、触ってみると・・・硬い!!!削った後はふわふわしていますが、削る前の鰹節はとっても硬いです。今回は、そんな硬すぎる鰹節についてお話ししていこうと思います(^^)

 

f:id:chihiro-kk:20181225220416j:image

 

鰹節は世界一硬い

 

実は、鰹節は世界一硬い食べものなのです。これにはびっくりですよね!「モース硬度」という鉱物の硬さを表す単位があるのですが、鰹節は7.0〜8.0もあります。ダイヤモンドが世界一硬い鉱物であることは多くの方が知っていると思いますが、ダイヤモンドは10.0だと言われています。また、ルビーやサファイヤが9.0水晶や翡翠が7.0です。つまり、鰹節は水晶や翡翠と同じか、むしろそれよりも硬いレベルなんですね。ここで挙げた鉱物は、中でもかなり硬い鉱物なのですが、それよりも鰹節が硬いのです。(食べものと鉱物を比べること自体おかしい笑)

 

鰹節はカビだらけ?!

 

とっても美味しい鰹節は、実はカビだらけだったことを知っていましたか?付いてしまったのではなく、わざと付けているのです。

まず、釣れた鰹は3枚におろしにして煮込み、数日かけて乾燥させます。(「荒節」と言われています。)乾燥した鰹節を少し削って形を整えたあとは、いよいよカビを付けていく作業に入ります。カビがたくさん生息する「カビ付室」という所に入れておくと、約2週間で鰹節にカビがたくさん発生します。これが「1番カビ」です。その後、2番カビ、3番カビ、4番カビと繰り返し、最後に十分乾燥させて鰹節が完成します。この間4~6カ月ほどかかります。

ちなみに、なぜカビをつけるのかというと、「カビは鰹節の水分を吸収してくれるので、より硬い鰹節が完成する」からです。

 

いかがだったでしょうか。

日本料理には絶対に欠かせない鰹節は、こんなに長い時間をかけて作られていくんですね。ふわふわ踊る鰹節が、実は鉱物よりも硬いという事実にびっくりしました(^^)

余談になるのですが、鰹節は絶対に包丁で削らないでくださいね!危険ですし包丁の刃を痛めてしまうので・・・。削る道具がない場合は削れているものを買うのが1番ですね(^^)

 

ぜひ、周りの人に話してみてくださいね(^^)

ではまた。

 

 

初めましての方はこちらもどうぞ↓

chihiro-kk.hatenablog.com