こんにちは、こんばんは。
「今日の雑学」28回目は・・・
袖ボタンって何のためにあるの?
はてなブログを見ている人は、スーツを着たことがある方がほとんどだと思います。スーツってとてもかっこ良いですよね!ところで、スーツの袖を見るとボタンがついていますが、これってなんのためにあるのか知っていますか?服が開くならまだしも、特にそういったことはないですよね。実は、袖ボタンは誰もが知っている歴史上の人物と関係しているんです。今回は、そのお話をしていこうと思います(^^)
袖ボタンは偉人〇〇と関係していた?!
実は、袖ボタンは「ナポレオン」と関係しています。1812年、フランスの皇帝ナポレオンはロシアと戦争を始めました。兵士の人数は60万人にものぼります。かなり多い人数ですよね!ナポレオンは冬までに決着をつけるつもりでしたが、ロシア軍はなかなか決戦に応じず、部隊を吸収しながら後方へと下がっていきました。この時はだいたい6月だったといわれています。冬までに決着をつけたいフランスの皇帝ナポレオンとそれを避けるロシア・・・。9月にモスクワ川沿いで大きな戦闘が起こりますが、ロシアはやはり戦いたくないのか撤退してしまいます。
そうこうしている間に夏も終わり、冬がやってきました。冬までに決着をつけたかったナポレオンの願いは叶うことなく、フランス兵士たちは寒さを感じ始めます。ロシアの冬はとても寒く、-15~-40度にもなります。中には、あまりの寒さに風邪をひいて鼻水がズルズルと出ていた兵士もいました。そんな兵士ですが、鼻水を拭いている暇はありません。じゃあどこで拭くかって・・・軍服の袖ですね笑。そのおかげで袖はカピカピになります。お偉いさんに「みっともないから止めなさい!」と言われても兵士たちはがお構いなし。(拭かないのもそれはそれで嫌ですが。笑) そこで、ナポレオンは兵士たちが袖で鼻水を拭くのを防ぐために、軍服の袖に金属のボタンを付けました。そのボタンが邪魔となって、兵士たちは袖で鼻水を拭うことはしなくなりました笑。
いかがだったでしょうか。
袖ボタンにはこんな歴史があったなんて驚きですよね!まさかナポレオンが関係していたとは・・・。何より気になるのが、袖で鼻水を拭くことができなくなった兵士たちは、いったい何で拭いていたのでしょうか・・・笑。
ぜひ周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。
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