ちひろの独り言(かっちり、ゆるっと。)

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【今日の雑学】血液型でC型がないのはなぜ?

こんにちは、こんばんは。

「今日の雑学」21回目は・・・

 

血液型でC型がないのはなぜ?

 

みなさんにはそれぞれ血液型がありますが、A型、B型、O型、AB型のいずれかに当てはまると思います。ちなみに、私はA型です(←特にいらない情報)。初めて血液型というものを知った時から、なぜC型がないのかずっと疑問に思っていました。A型、B型ときたらC型のはずなのに、なぜO型なのだろう・・・と。そこで今回は、C型がない理由をお話ししていきたいと思います(^^)

 

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A,B,O、AB型になったのはただの勘違い!?

 

血液型の違いは、オーストリアの医学者「カール・ラントシュタイナー」によって発見されました。1901年のことです。彼は血液が凝集反応(赤血球が塊を作ること)によってダマになりビンの底にたまることを発見しました。そのことから、3種類の血液型を発見して、A、B、C型の3つにしたのです。この時点ではC型がありますね。しかし、彼はAB型があることは見つけられませんでした。

その翌年の1902年、ウィーン大学「デカストロ「ストウリル」4つ目の血液型であるAB型を発見して、血液型にはA、B、C、AB型という4つの種類があることが分かったのです。ここでも、まだC型は存在していますね。
ですが、その後C型はO型に変わり、血液型はA、B、O、AB型の4種類であるとして世界中に広まっていったのです。

 

なぜC型がO型に変化した?


実は、ラントシュタイナーは血液型を発見した当時は、A型の抗原物質をもっている血液型をA型、B型の抗原物質をもっている血液型をB型と呼んでおり、A型とB型どちらの抗原物質ももっていない血液型をC型と呼んでいました。そこから、C型は「AとBのいずれの抗原物質ももたない」という0(ゼロ)という意味で「0(ゼロ)型」変わりました。

その後、0(ゼロ)型はいつの間にか数字の「0(ゼロ)」が英字の「O(オー)」と間違えられるようになり、その間違ったO(オー)型の方が普及してしまい「O型」となりました。その後、1927年に国際連盟の専門委員会において、血液型にA、B、O、AB型を用いることが正式に決定したのでした。

 

いかがだったでしょうか。

血液型が発見した当初はC型が存在していたなんて驚きですよね!しかも、0(ゼロ)型というステップを踏んでO(オー)型になったなんて・・・。何より、O型になった理由がただの見間違いだったことを知って唖然としてしまいました。今回は血液型のお話でしたが、ベートーヴェンの名曲「エリーゼのために」も実は「テレーゼのために」だった(字が汚すぎて読めずに勘違いした)ようですし、勘違いは意外と多いのかもしれませんね(^^)

 

ぜひ周りの人に話してみてくださいね(^^)

ではまた。