こんにちは、こんばんは。
「今日の雑学」6回目は・・・
電車に乗ると眠くなってしまう理由は?
電車に乗って座ると、ついウトウト・・・。気づいたら寝過ごしていて「やばい!!」ってなったことのある人、多いのではないでしょうか。私は大学へ通うのに約2時間半かかるのですが、そのうちの約1時間は乗り換えがなく、ずっと乗りっぱなしなのです。それはもう何回も寝たことがあります笑。(でも遅刻したことはないです。えらい!!)乗る前までは眠くなかったのに、なぜか電車に乗ると眠くなるんです。あれってすごく不思議ですよね。そこで、今回は電車に乗ると睡魔に襲われる謎についてお話していこうと思います(^^)
理由その1・・・暖かさ
冬に起こることなのですが、車内が暖かいことが原因となっているようです。暖房で身体が温まると手足の血管が広がり、体内に熱のが放出されます。すると体温が下がり、眠くなってしまうのです。人間は眠るときには体温を徐々に下げていくようになっているので、(お布団で寝る時も身体から出た温かいで布団が暖かくなりますよね。)暖かい車内で眠くなってしまうのは自然なことなんです(^^)
理由その2・・・揺れ
電車の揺れも関係しています。Hz(ヘルツ)という言葉を知っていますか?これは振動数を表す単位のことで、1Hzは1秒間に1回揺れることを意味します。人間は1Hzの揺れになると眠くなってしまうのですが、なんと電車も1Hzの揺れだということが分かったのです。(場所にもよりますが・・・)ちなみにこれを発見したのは東京工業大学の伊藤教夫教授です。息子さんと電車に乗っているとき、息子さんが特定の区間だけ寝ることに気づきました。詳しく調べたところ、その区間は1Hzの揺れだったことが判明したというエピソードがあるみたいです(^^)笑
理由その3・・・馴化
馴化(じゅんか)とは、ある刺激が繰り返されることで、その刺激に鈍感になり、慣れてしまうことです。例えば映画館に行った時に、初めは爆発音に驚いていたものの、何度も爆発音を聞いているうちに慣れてきて驚かなくなるようなイメージです。電車も一定の速さで走り、一定のペースで駅に止まります。初めは駅に止まるたびに起きてしまいますが、慣れると止まったこと気づかずにずっと寝てしまいますよね。
いかがだったでしょうか。
電車で眠くなってしまうことには、いくつか理由があることがわかりましたね。ですが、確かに暖かい車内で心地よい揺れを繰り返し感じていたら、気持ちよくなって寝てしまうのも納得です笑。眠くなくても眠くなってしまうんですもん、仕方ないですよね。これからは電車での睡魔に抗うことなく、バイブのみのアラームをかけて寝ようと思います・・・。笑
ぜひ、周りの人に話してみてくださいね(^^)
ではまた。