ちひろの独り言(かっちり、ゆるっと。)

社会人1年生が自由気ままに。(ほぼ平日更新)

人間関係に苦しんでいませんか?(アドラー心理学)

こんにちは、こんばんは。

今日は1日家でまったりしていました。たまにはごろごろする日も大切ですよね!(と言い聞かせる)

 

人間関係に苦しんでいませんか?

 

私たちは生きている以上、様々な人と関わり合っていると思います。家族、友達、上司、後輩、先生、恋人・・・そのため、ほとんどの人が一度は対人関係におけるトラブルや悩みを経験したことがあるのではないでしょうか。

 

人間の悩みを探求していくと、全て人間関係の悩みに行き着く・・・

 

今回はそんな人間関係の悩みを、アドラー心理学の面からみていこうと思います。アドラー(アルフレッド・アドラー)はオーストラリア出身の精神科医・心理学者・社会理論家です。フロイトユングと並ぶ心理学の偉人で、個人心理学(アドラー心理学)を樹立しました。彼は、「すべての悩みは対人関係の課題である。」と言っています。それくらい、人間にとって良好な対人関係を築くことは大切なんですね。

 

今日の記事は、この本を読んで書かせていただきました。本書の内容(ネタバレ)を多く含みますので、ご了承いただければと思います。

 

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苦手な人はいますか?どう付き合いますか?

 

突然ですが、苦手な人はいますか?アドラー心理学によると、2:7:1:か2:6:2の割合で相性の良い人、普通の人、悪い人が存在するそうです。つまり、相性の良い人と同じくらい悪い人がいるということになります。そう考えると、苦手な人がいるのは当たり前で、全く珍しいことではないですね!正直、私自身も「この人とは合わないな~」と思うことがあります笑。

 

ここまでは良いのです。しかーし!!!苦手な人を避けて生きていくことができれば良いのですが、残念ながらそういうわけにもいきませんよね?!職場の上司が苦手だったとしても、その人をずっと避け続けて仕事をすることはできないはずです。そんな時に、アドラー心理学が心を軽くするヒントをくれるのではないかと思っています。

 

アドラー心理学によると、苦手な人と上手く付き合うには3つのポイントがあります。1つずつ解説していきましょう(^^)

 

その1・・・相互尊敬・相互信頼の確立

 苦手な相手だと、どうも身構えてしまったり、脅威に感じてしまったりしますよね。例えば、職場の怖い上司や、学生さんだと部活の厳しい部長さんなど・・・。ですが、「苦手」「怖い」「嫌だ」という感情を抑え、少しだけ考えてみてください。苦手な相手でも、良い部分や尊敬できる部分があるのではないですか?「いつも遅刻しない」「ミスがない」など、なんでも構いません。きっと、そんな怖い人も必ず誰かに信頼されているのだと思います。そうでなければ怖い先輩についていく人はいないですし、部長になれたのも信頼があったからですよね。苦手な人がいるのは当たり前です。ですが、「この人は苦手だ!」で終わらせるのではなく、良いところを発見し尊敬しましょう。最終的に「相互尊敬・相互信頼」にもっていくためには、まずは自分から動き出すことが大切です(^^)

 

その2・・・見方を変えるリフレーミング

フレーミングとは、「視点を変える」ことです。(相手の短所だと思っていることも、見方を変え、長所だと発想転換する)例えば、口下手という短所は聞き上手という長所になりますし、優柔不断という短所は物事を考え抜く力があるという長所になります。それだけで、苦手な人が今までとは違って見えるのではないでしょうか。リフレーミングをすることで、その1でお話しした尊敬や信頼の構築にも繋がりそうですね(^^)

 

その3・・・ラポールの形成

 ラポールとは、親和関係や信頼関係という意味です。ラポールを形成するには、自分を開示し、相手に共感し受容する必要があります。また、相手も自分に対し信頼や好意を寄せる必要がありますラポールを形成するために、まずは相手との共通点を探しましょう。出身地や趣味など、なんでもいいです。これは、初対面の人と話すときに自然とできる人もいるのではないでしょうか?(私はなかなか見つけられずにあたふたしてしまいますが・・・笑)それができてある程度距離を縮められたら、本音で会話してみましょう。共通点を見つけることで仲間意識が芽生えるため本音が言いやすくなりますし、相手の本音も受け入れやすくなると思います。慣れてきて喜怒哀楽といった感情も入れて本音トークできるようになると、さらに親密な関係になれるかもしれませんね。 そして、常に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう(^^)

 

今回は苦手な人との付き合い方というテーマでお話ししましたが、本書では他にも毒親恋愛についても書かれています。人間関係に関する心理学の本でこのようなテーマを取り上げているのは珍しいのではないですか?私は人間関係を意識しすぎてしまう性格なので、このような本はとても参考になるなと思いました。共感する部分も多いですし、自分でもうまく言葉で表すことができないもやもやした感情を、整理してくれているような気がしました。本書に限らず、人間関係に悩んでいる方、ぜひ心理学の本を読んでみてくださいね(^^)

 

ではまた。